涙のあとに クレール: こ,こんにちはーですー。16時からの小笠原ゲームに参りましたー。 芝村: どうぞ 芝村: けけけ クレール: な,なんですかけけけって!(汗 クレール: (なんだか惨劇の予感が! 手が震えるのもきっとそのせいだ) クレール: ええと,確定の記事は http://cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=1158&reno=1013&oya=1013&mode=msgview 【予約者の名前】0100010:クレール:るしにゃん王国 【実施予定日時】1月31日/16:00〜18:00 【ゲームの種別】小笠原ゲーム 【イベントの種別(時間):消費マイル】  ・ミニゲーム2時間:20マイル 【召喚ACE】(※小笠原のみ)  ・ヴィクトリー・タキガワ:非滞在:10マイル  ・コゼット:非滞在:10マイル  ・是空素子:個人ACE:0マイル 【合計消費マイル】計40マイル 【参加者:負担するマイル】  ・0100010:クレール:るしにゃん王国:入学済:12マイル  ・0300041:是空とおる:FEG:入学済:0マイル  ・るしにゃん王国藩国口座:28マイル こちらになります。 クレール: イベントは, 1時間目はヴィクトリーと一緒に(素子さん,是空さん,コゼットは1時間目はお休みで)。 イベントは何も考えていないのでお任せでお願いします。 2時間目は是空さん素子さんと合流して一緒に挑戦の塔へコゼットに会いにいきます。 芝村: イベントは? クレール: あ,あと,是空さんがお仕事後の合流なのでもしかすると17時過ぎてからの途中参加になるかもしれません。 芝村: はい 芝村: はい 芝村: では2分待ってね クレール: はい,おねがいいたしますー。 クレール: (い,いままでなかったくらいにこの2分が長く怖く感じる・・・) /*/ 芝村: ここは荒涼とした大地だ。 芝村: あちこちに髑髏がある クレール: あ,あら・・ クレール: なんかすごく殺伐とした場所ですね(汗 クレール: 「まるで,物語に出てきそうな終末の光景のよう。。」 芝村: 少し、高い丘があって、そこにヴィクトリーが座っている。 クレール: 周囲に気をつけながら近づいていきます。 彼は何かしているようですか? 芝村: 一人、まっすぐと前を見ている。 クレール: では近づいて,隣にそっと座ります。 クレール: (ちなみに今日はいつものイラストではなくてなんとなく服を変えてみました。 http://strawberry-dog.sakura.ne.jp/pro/nyukure2.jpg (ぱんださん作 リクエスト内容は,動きやすく,かわいく) 芝村: 厳しい表情だね。 クレール: ・・珍しいですね。 クレール: 「…何か,あったの?」 ヴィクトリー: 「別に?」 クレール: 「…そう。」 クレール: 「悩んでることがあったら,つらいことがあったら,言ってね。」 芝村: ヴィクトリーは地面を脚で叩いた。 ヴィクトリー: 「無理だよ。第7世界人には」 「……」 「ごめん……こんなこと言うつもりはなかった」 クレール: 「…ううん,いいの。この身体が第七世界人なのは確かだし。」 「でも,私もエースの一人だから。 世界を越えて一緒に行くこともできる。」 「苦しいのも,きっとわかちあえるよ。」 「そう,思ってるだけだから。」 ヴィクトリー: 「鋸山Bって友達がいて、そいつ、ひどいふられてかたして……」 クレール: 「うん。」 「彼女が,凄い傷ついてるのね。」 #やっぱりそれかー ヴィクトリー: 「死んでた」 クレール: 「・・・・・・」 クレール: 「私も鋸山さんのことは聞いたことがあるよ。相手が第七世界人だったし。」 クレール: 「…彼女とは一言しか話さなかったけれど,でも,すごくいい子そうだったのに…」 ヴィクトリー: 「助けたけど……けど」 芝村: ヴィクトリーはやるせないようだ。 クレール: 「・・・泣いてもいいんだよ。男だって。」 ヴィクトリー: 「あれ?俺泣いてない?」 芝村: ヴィクトリーは顔上げた。 芝村: 泣いてるね クレール: 「ううん,そうじゃなくて。我慢してるみたいだったから。」 といって,そっと抱きしめてあげます。 芝村: 抱きしめた。 芝村: ヴィクトリーは下を向いて泣いている。 クレール: 「…つらかったね。一人で任せきりでごめんね。」 芝村: ヴィクトリーは泣いている。 クレール: 「いっぱい泣いて,泣いて,それから,がんばろう。ね?」 クレール: といって,頭をなでます。 クレール: 「ううん,がんばらなくてもいいけど。あなたのしたいとおりにすればいい。」 ヴィクトリー: 「したい事・・・・」 クレール: 「うん,私も手伝ってあげる。」 ヴィクトリー: 「無理だよ、そんなの」 クレール: 「そんなことない。人間には,努力する限り,そこには可能性があるんだから。」 ヴィクトリー: 「第7世界人を全部除外したい。世界から」 クレール: 「そうしたいのは,鋸山Bさんみたいな人がまた現れないようにしたいから,でしょう?」 芝村: ヴィクトリーはうなずいた。 クレール: 「だったら,もしも第七世界人を世界から除外すると,鋸山Bさんみたいに悲しむ人がいるかもしれない。」 「だから,本当に鋸山Bさんみたいな人が現れないようにしたいのなら,もっと別のことを考えよう?」 「きっとあるから。」 ヴィクトリー: 「でも……」 クレール: 「?」 芝村: ヴィクトリーは涙も拭わずに泣いている。 芝村: くやしいようだ。 クレール: 「一人でかかえこまないで。ヴィクトリーが分からなくても,分かる人がいるかもしれない。」 ヴィクトリー: 「分かってる……でも」 クレール: 「うん」 芝村: ヴィクトリーはクレールを見上げている。 クレール: やさしく目を見つめます。 芝村: 顔が近いね。綺麗な顔だ クレール: 額と額をふれあわせます。 芝村: 触れました。 芝村: ヴィクトリーは貴方を見ている。 芝村: 何の疑いももっていない。 クレール: #こう,何か口に出せない思いがあるのかなぁと。 クレール: 「泣き終わって,気持ちが落ち着いたら,方法を探しにいこう。」 ヴィクトリー: 「うん」 クレール: 「もう大丈夫? もう少し休む?」 ヴィクトリー: 「ううん」 芝村: ヴィクトリーは涙を袖で拭いた。 ヴィクトリー: 「泣いていても、俺を呼ぶ声は聞こえてくる」 「分かっているんだ。俺はそんなこと許されてないって」 クレール: 「…どんな英雄だって昼寝もするしパンも焼くよ。 がんばらなくちゃいけないのは,私達だってそう。」 「さてと,今度は私も一緒に行くよ。」 芝村: クレールは微笑んだ。 芝村: ヴィクトリーも微笑んだ。 クレール: (笑) ヴィクトリー: 「昼寝もしないし、パンも焼けないけど、うん。意味はわかる」 芝村: ヴィクトリーは悲しみを覚えた。目つきが少し鋭くなる。 クレール: 「うん」 芝村: クレールの視線をよそに、ヴィクトリーは歩き出した。 芝村: 貴方が見るヴィクトリーの涙は、これが最後だ。 クレール: 追いついて,一緒に並びます。 クレール: 「次は誰を助けるの? ついていくよ,私も。」 芝村: ヴィクトリーにはおいつけないね。 芝村: 奴にはそう言うオーラがある。 クレール: #は,はやい ヴィクトリー: 「いるんだろう、でてこい」 タジマ: 「あいよ」 トラオ: 「はいはい」 ヴィクトリー: 「待たせた。いくぞ」 芝村: タジマ: 「へい」 クレール: 「・・・いってらっしゃい,ヴィクトリー。」 芝村: ヴィクトリーは軽く片手をあげた。 クレール: 「また,会いましょう。」 トラオ: 「ごめんね。クレール・・・さん」 「あいつ、第7世界人最近嫌いで」 クレール: 「うん,しってる。」 「トラオさんもタジマさんも,がんばって。」 「またどこかで会いましょう。」 トラオ: 「……なにかあったら、僕がとめるから。だから安心してください」 「命に代えても」 /*/ 芝村: はい。お疲れ様でした。 クレール: お,おつかれさまでしたー。 クレール: 良かったのか悪かったのかわかりません(汗 芝村: 良かったと思うよ。 芝村: あの絶対無敵のガードを外す瞬間は、あいつが悲しんでる時とか、そう言うときしかないから クレール: そ,そうですか,よかった・・(安心 クレール: (なるほど 芝村: 評価は+1+1 クレール: ! クレール: ついに4・4に・・・長かったような,短かったような・・ クレール: あ・・また会えますよね? なんか旅立ちエンド的な終わり方ですけど・・ 芝村: 次は敵同士かもなあ クレール: (えええええ クレール: 一体彼は何をしにいったんですか(汗 芝村: 判らない。 クレール: あうー・・ クレール: まぁ,無事であることを祈ります。トラオもタジマも。