「避けられない"でんせつ"」の巻 ----------------------------------------------------------------------------------
春。桜をはじめとした木々が暖かい色をつけ、花びらを舞い踊らせる季節。 そんな季節、るしにゃん王国はその素晴らしい自然に囲まれた風景を分かち合うため、 観光客のために門戸を開く。
日中の各所の風景観光はもちろんのこと、 夜ともなれば淡いピンクに彩られたさまざまな場所で、宴の声を耳にすることだろう。
そんな場所のひとつ、海辺にほど近い満開の桜に囲まれた絶好のお花見スポット。 ここではるしにゃん国民たちが、国民、あるいは観光客たちに楽しんでもらおうと、 宵闇のさしかかる時刻から、ブルーシートを各所に広げてお花見の席を用意していた。
そして今宵もはじまる、にぎやかな宴の一幕をご紹介しよう。
3/29 夜 お花見会場1・北の広場(PCチャット)
http://www.kotonet.com/~gamechaki/hanami/log4.html (跡地)
参加者:のべ13名 るしにゃん王国:(7名) はやて、るしふぁ、ゆうみ、スゥ・アンコ ぷーとら、南無、幽 海法避け藩国:(5名) 波多江、うにょ、あおひと、青にして紺碧、よっきー FEG:(1名) 悪童屋
お花見の場所取りとしてごろごろしていたはやてとるしふぁ。 2人の静寂を破るきっかけは、海法避け藩国の国民たる波多江だった。 彼が避け国より持ち込んだ【カステラっぽい物体X】を皮切りにはじまる、避けの名産(?)品話。 話に惹かれるように、避けからも、うにゅ や あおひと といった面々が訪れ、 かつてこの国に滞在した旅人・悪童屋も姿を見せて、宴はよりにぎやかに。 るしにゃんからもゆうみの手により名産の竹繊維で作られたガーターが贈られることになる。
しかし事態を混迷へと導いたのはスゥ・アンコ。彼女のノリで避け国に注文された、 「でんせつのあんさつへいき」は、避け国民の素早い連絡により、あっという間に 宅配屋(と名乗った青にして紺碧)の手でお花見会場まで届けられた。 その後2人がかりで"あんさつへいき"を食べさせられたはやてが昇天、 続いてその宅配屋・青にして紺碧と偶然やってきたぷーとらも口にすることとなり、撃沈。 倒れた摂政をよっきーが連れ帰り、ようやく静かになりかけた会場に現れた南無が、 ただ一人生き残ったスゥ・アンコと、ぷーとらを賭けた激戦が繰り広げられようとしたが、 土の下より蘇ったはやてが繰り出した"あんさつへいき"によって南無(と傍観者の幽)が 斃れ、逃亡したスゥ・アンコをはやてが追いかけることで、ようやく会場に静寂が帰ってきた…。
---------------------------------------------------------------------------------- 企画意図・感想等
PCロールメインの場所として、お花見チャットを設置しました。 RPの練習というよりも、キャラクターとしてもイベントを楽しめるようにしたいな、と 考えて、どうなることかなー、と心配しつつも、多くの方々にご訪問いただけました。
主に避けの方々のおかげで話が膨らみ、楽しいイベントとなりました! 後日避け藩国にてSSなども作っていただけるようで、国内にとどまらず他の国との コラボレーションを生む結果となって広がりを見せられたかと思います。
流れにまかせるチャットということで、これ単体では企画としては中途半端な面もありますが、 他のイベントとあわせて設置することで感想を話し合ったり、イベント結果を持ち込んだり、 さらに別のSSやイラストといった娯楽コンテンツを生み出すきっかけになるかと思います。
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