星見司資格試験回答 幽

ステージ4 イベント41 第一次共通資格試験 星見司資格試験に対する回答です。


1.アイドレスにおける根源力とは何かを世界設定的に考察してください。


アイドレスでの根源力とは、藩国民1人ずつにつく数値である。
0でもゲーム参加には問題ないが、
数値変動で0より下回るとそのキャラクターは死亡する。

根源力が上がるケースとしては、

・以前のAの魔法陣公式ゲームで獲得した根源力の引継ぎ
・封土の際に下賜された根源力の分配
・アイドレスのイベントでの獲得

などが挙げられる。


Aの魔法陣でも「根源力」という同名の能力値があり、
そちらでは
「キャラクターの物語に対する影響力を数値化したもの」
と定義されている。
引継ぎできる点から考えても、
世界観設定上はほぼA魔法陣でのものと同じ意味合いと思われる。

今回の場合の「物語」とは、
「アイドレス世界」と読み替えられるだろう。
アイドレスにおける、世界に対する影響力を示した数値。
「可能性」を示す数値だと解釈する。


・指揮官や尚書の選出で根源力順の序列が適用される
・50000以上で天戸・士族となる

根源力がゲームで影響を与える場面として上記のようなものがあるが、
これも根源力が影響力の高さを示すものである例示となる。


また、先のイベントでの根源種族である”オーマ”との戦闘において、
根源力25000を下回る者は即死するという運用があった。
逆に言えば25000あれば即死はまぬがれるということである。

このことから、
根源力とは保有しているリューンを示しているものではないかと推察される。
高い根源力を持つものは、
その保有リューンで防御が可能なために即死することがないのではなかろうか。

世界設定的には、
世界へ高い影響力を持つもの、大きな可能性を持つものは、
自ずとそのものに味方するリューンも多くなるものと思われる。

A:アイドレスにおける根源力とは、
  アイドレス世界における影響力の高さ、可能性を示す数値。
  キャラクターの持つリューンとも連動していると思われる。


2.ボラーの次のターゲットを考察してください。

根源種族とともに現れたオーマ、白にして童心を名乗るボラー。

根源種族や彼の行動目的はまだ明らかにはされていないが、
アースを蹂躙し
わんわん・にゃんにゃん両国に第5世界への脱出を余儀なくさせた。
今わたしたちは彼らと戦争状態にあり、
根源種族たちにはこちらを害する目的があるようだ。


また、彼らは周辺3世界のワールドオーダーを殺害したことが明らかになっている。
このことから、彼らの侵攻(あるいは帰還事業かもしれないが)には
ワールドオーダーが障害となりえるのだと推測する。

であれば、
今わんわん帝國・にゃんにゃん共和国のいるアイドレス世界や第5世界のワールドオーダーも、
彼らは排除しようと動くだろう。

アイドレス世界はファンタジアWTGが閉じたために侵攻ルートが途絶。
一方の第5世界は、一度根源種族は侵攻しようとしたはずだが、
バレンタインSSなどを見る限り平和が保たれている。
第5世界のワールドオーダーがいまだ健在であると見ていいだろう。
次の目標はここになるのではないだろうか。

まだ第5世界のワールドオーダーが谷口なのであれば彼が、
別の誰かになっているのならばその者が、
次のボラーのターゲットだと予測する。

A:ボラーの次のターゲットはワールドオーダー。
  第5世界のワールドオーダーであれば谷口の可能性が高い。


3.後藤亜細亜の存在する世界を推察し、
過去の類似例とあわせてこれを説明してください。

亜細亜のいる世界は、現実の世界と良く似た世界である。
そこは、インターネットがあり、アイドレスのブログを閲覧できる
2007年の世界だ。

これはどこの世界か。

世界は大まかに言って第1から第7まであるが、
わたしの知る限りは第2、第3、第4は現実とは遠い世界だ。
また、これらの世界であることを示す描写も特に見当たらない。

残りは第5、第6世界群、第7、そして第1。



第5世界では速水や舞、岩崎などがやはりアイドレスを遊んでいる。
だが、描写を見る限りは
主観視点で仮想現実の中を動けるようなゲームとして
彼らはアイドレスを遊んでいるようだ。
これは、みらのや吹雪が遊んでいるもの、亜細亜が見たものとは異なる。

亜細亜はウェブサイトとしてのアイドレスを見ているし、
みらのと吹雪が
「オンライン?」
「微妙に」
というやり取りをしている点からも、
彼女らの世界から見たアイドレスは
わたしたち同様ウェブサイトで遊ばれるゲームだ。

よって、第5世界は違う。

亜細亜救出の際に
「今も流出を続ける光太郎の魔力の一部がこの世界にも流れ込み、
 僅かながら魔法を蘇らせているようであった」
とある。
このことから、光太郎のいる世界=式神世界そのものではない。

時代や環境が全く違うため絢爛世界でもないだろう。

だが、式神世界に近い、
時代が2007年の第6世界群の1つという可能性は残る。


第7世界はアイドレスの世界で、
これは根源種族に制圧されているはずである。
なのでここも異なるが、
絢爛舞踏祭においてブランカが第7世界の分割を指示している。
分割された第7世界の片方が亜細亜たちの世界ということはありうる。

第1世界は我々の世界とされており、
わたしたちのいる世界ということになっている。
亜細亜の世界は現実に近い世界だが、
だが同時に現実ではない。

「センセイ、は?」
「そりゃもう、共に和して自由の旗に栄光を与えんだ」
「私、レンジャー連邦!」

というやり取りがあるが、
彼らはわたしたちの遊んでいるアイドレスには存在しない。
また、当然ながら彼ら自身の登場する
<Hello new world>SSも読めていないはずだ。

よって第1世界も違う。


過去の例示としては、

1.堀内ゆかり
http://blog.tendice.jp/200512/article_98.html
2.レイカ
http://blog.tendice.jp/200512/article_40.html

彼女たちは作中の登場人物でありながら、
わたしたち同様にネットのやり取りを見ている。
だが、やはり見ている細部の内容は異なっている。
これは亜細亜たちがアイドレスを見ているのと類似したケースだろう。

わたしたちの世界から見た場合と、
彼らの世界から見た場合は、見えるものが少しずつ違ってくるようだ。



A:亜細亜がいるのは
  第7にかなり近い第6世界群の1つ、あるいは分割された第7世界の片方。