るしにゃん王国  T14 政府広報


EV142 ”政争と国民”



    ■ 声明文

まず国民のみなさんには深い感謝と謝罪をささげたいと思います。
耳を傾ける努力が足りず、また皆さんの持つ力の高さを無遠慮に信頼し、政府としての責務を全うしていなかったことをお詫びさせてください。
そして、問題解決への姿勢を見せたことで皆さんが国に帰ってきてくださったことに感謝します。
みなさんにとってはただもとのすまいに帰ってきただけかもしれませんが、それこそが私たちの喜びです。

現在、まだ既存の問題の根本的な解決には至っていませんが、
このターン中の根本の把握を最低目標として掲げ、できるならばこのターン中に解決することを狙いたいと思います。
国民のすべてがいつも武器をとらなくてもいいような、世界の壁を破らずにやすらかに過ごせるような世界を。
それが実現できるよう、我々は尽力する所存です。

最後に、私達と共に戦ってくれた旧友にして帝國軍元帥、帝國皇帝陛下、そして皇帝直轄の軍に感謝します。
資金と言う形で援助してくださったFEGの国民に感謝します。
いかなるときもるしにゃん王国と対等に友好を結び助け合ってきたFEGのスタッフの友情に感謝します。
私達は多くの国に助けられてきました。ここを何度目かの新たなスタート地点として、共に和す1つの自立した国を目指していきましょう。


    ■ 政策発表

 1.国内に不定期に出現する化け物への対策
化け物の出現について、抜本的な解決がなされるまで、あるいは解決が不可能であることを考慮した早期対策として、
2つの方針を発表いたします。

ひとつは、国が保有する部隊である<るしにゃんにゃん中隊>をいつでも緊急出動ができるよう配置する予定です。
これにより、化け物が出現し次第即時に出撃及び撃退を行うことを実現しようと思います。
とはいえ、現状ではターンをまたいでの継戦能力は予算確保の見通しがたっておりません。
そのために、我々はターン14中の解決を目標として鋭意努力する所存です。

もうひとつは、治安維持能力の向上です。
国を安らかに治める能力である治安維持能力を強化・向上させることで、ある種の封じ込めを行います。
この封じ込めとは扉に鍵をかけるようなことではなく、発生要員の極限、発生後の迅速対応を指します。
具体的に考えられている方策としましては
・交番の増設 (AESA休業中によりT15以降に実施可能)
・準治安維持組織としての自警団の結成(詰所はASEA商品のため、T15以降に実施可能)
・猫士の警官の配備
・交番,警察署などの治安維持施設の改修・強化
・アイテムショップの協力のもと警官用装備の導入
などが提案されており、国民の賛成を得られるもののなかで実現可能なものを逐次用意し実行していく予定です。

 2.農業博覧会への参加
化け物への恒常的な対策とあわせて、るしにゃん王国の産業の一つである農業を世界にアピールするため、
神聖巫連盟が主催する農業博覧会に参加することを決定いたしました。
現在、どのようなものを出品するか検討の段階に入っております。どうぞご期待ください。

 3.宰相府の国民帰還事業の協賛
各国の国政が安定しつつある現在を機と見て、宰相府が国民帰還事業を推進するそうです。
つきましては帰国を考えている方の相談に乗ったり、帰国後の生活をサポートしたりする窓口となるスタッフを募集いたします。
参加してくださる方は宰相府まで赴かなくてはいけませんが、同胞のために立候補して下さる方をお待ちしています。

 4.白魔法の国際的な共同研究計画への参加
ゴロネコ藩国主催のよりよい白い魔法使いのあり方を研究するための計画への参加を決定しました。
世界と調和を重んじる魔法使いのあり方を各国の魔法使いの方々と共同研究し、
世界のために、国のために、人のために。魔法使いがどうあるべきかを学んでいきたいと思います。


    ■ 政争の行動計画

大統領府の作戦に従って、<るしにゃんにゃん中隊>は行動します
編成URL:http://gamechaki.kotonet.com/organization/org_t14.txt
プラン:http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/oripbbs/705
大統領承認:http://p.ag.etr.ac/cwtg.jp/oripbbs/706







先日の事件説明と診療所の開設支援


    ■ はじめに

現在藩国部隊を出撃させ、帝國軍と連携して出現する化け物への対応を行っているほか、
帝國と協力して、根源的な問題対処について慎重に調査と検討を重ねております。
完全解決までいま少し時間がかかるかもしれませんが、どうかご辛抱ください。


    ■ 72409002に芥辺境を中心として発生した事件について

先日、芥辺境藩国を周辺として大規模な通信途絶状態が発生いたしました。
これはナイトメアの討伐後に一時的に子供の手によって封じられていた夢の剣が、
ある人物が子供を助けようとしたために解放され、現実を破壊しはじめたためです。
現在は対応に乗り出した人物によって緊急対処が行われたのち、その後誰も犠牲にならない形での解決を迎えました。
以上より、より夢の剣に関する災害・事件はこれ以上発生しないものと考えられます。
国民の皆さんにおかれましては虚言に惑わされることなく、冷静な行動に努めていただきますようお願いいたします。


    ■ 診療所の開設支援

T12より、継続して行われている医療改革事業について、新しい展開を迎えましたのでお知らせいたします。

今回、CMS社の協力を受けて王国の各地にて診療所の開設を支援することになりました。
診療所とはいわゆる一般的な疾患をフォローする小規模な医療施設のことであり、手術をしない範囲での治療行為が可能となっています。
これを各地域に開設できた場合、国内全域で十分な医療が受けられるようになるとの推測が建てられています。
また中程度までは診療所が、手術を要する重程度の患者は病院が受け持つように病診連携ネットワークを確立させ、救急医療に関する連絡情報交換の緊密化および迅速化を図るために救急医療情報システムを構築することで、
各医療機関の負荷を的確に分散させると共に、平時であっても緊急時であってもそれぞれ一定の水準で医療福祉を受けることができるようになることでしょう。

つきましては、るしにゃん王国は国家予算の中に診療所の開設支援費を組み込み、国内の医療の質の向上を手助けする所存です。
また、CMS社出版の「応急処置読本」と「感染症予防読本」を診療所のほうに国より何部ずつか配置していきます。興味を持たれた方は是非ご一読ください。







王国の建て直し


    ■ はじめに

改めて、皆さんがこの地に帰ってきてくださったことを、感謝します。
まだ、何もかもが足りていない状況ですが、私達もできるだけのことをやっていきます。
一緒に国を立て直していきましょう。
以下に、私達の考える建て直しの方針を示します。


    ■ 建て直しの方針

○ 衣,食,住,インフラの確認および確保
まず、皆さんの生活再建支援として食料,生物資源,燃料を国庫より支援いたします。
これらは食事が足りない方のため、施設の補修・修繕やインフラの整備のためで、
全量を保証できるほどではないかもしれませんが、不足するものを補える限り支援しようと思います。
なお、診療所の開設支援も行っておりますので、そちらも参照ください。

○ 医療機関の緊急対応
王国再建,日常生活を取り戻すまで、皆さんには様々な苦労や事故があると思います。
そのような方と国に戻るまでに病や怪我を負った方のために医療機関の対応能力を強化すべく、
北部病院と王立医学院に猫士を派遣いたします。

○ 吏族・護民官・法官の再教育
また、藩国再建の一環として、国・町・村を影に支える吏族・護民官・法官といった方々に向けた勉強・講習会を定期的に開きます。
吏族・護民官・法官の方々の手腕,知識を向上させ、また複数の集団の間で連携をとることができるようになれば、
集団の運営効率を上げ、よりよい生活に結びつくことが出来ると思います。
国内の吏族・護民官・法官の方々は奮ってご参加ください。

○ 藩国部隊の出動
また、これらの建て直しの方針の実行、および国民の皆さんの復興を手伝うために、
皇帝軍と協力して化け物の討伐に当たっていた藩国部隊を出撃させ、再建支援活動を行います。
活動内容は、インフラおよび公共施設の修復事業と勉強・講習会をはじめとして多岐に渡る予定です。
準備が出来次第という形になってしまいますが、迅速な支援活動開始を行うべく目下対応中ですので、今しばらくお待ちください。


    ■ そして、これ以上化け物が発生しないために

最後になりますが、皆さんが世界を飛び出す原因となった化け物についての報告となります。
問題解決に尽力してくださった悪童屋・四季氏と情報を突きあわせ検討を重ねた結果、
化け物の原因は世界に開いた「穴」であることが分かりました。
現在はこの穴は一時的にふさがれた状態となっており、最終的には宰相府が空間固定技術を実行することが半永久的な対策となるとの報告を受けています。

ですが、私達は一時的な封印と空間固定技術に加え、もう一つの提案があります。
それは世界移動能力の使用を皆さんに限定してもらうことです。
皆さんの命を助けた技であり、それを押さえ込むことは非常に心苦しいのですが、これには次の理由があります。

まず、化け物が現れる原因は、世界にあいた、異なる場所と場所をつなぐ穴です。
これは皆さんが他世界に逃げるために作り出した世界移動による空間のゆがみと非常に酷似しています。
これらが同じかどうかに関わらず、空間がゆがむほど強引な世界移動は世界に負担をかけ、壊していくものといわれています。
もし、世界が世界自身の回復力を超えて壊れていけば、それは局所的であっても世界の終わりであり、終末を体現する化け物が再び世界に現れ、文明を蹂躙してしまうでしょう。

また、大規模な犯罪行為を行うような組織は、他国に類を見ない独自の高度な技術やTLOに分類されるものを多数持っています。
たとえばセプテントリオンは相手の能力を一度見ただけでコピーする技術を保有しており、
これを悪用した犯罪がるしにゃん王国で発生した場合、あらゆる被害を回避できる世界移動能力は無効化され、逆に犯罪者に誰も対抗できない力を与えることになってしまいます。
場合によっては、かつて国をほろぼした災いを再度引き起こすきっかけになるかもしれないのです。

けして、世界移動の全てを禁止するというわけではありません。
原因に関わらず、自然に活性化したワールドタイムゲートを用いた少人数の世界移動であれば世界への負担をかけることはなく、
また、人が世界内から消失したことへの情報補完もエラーを激しく起こすほどではないと考えられています。
こういった小規模かつ控えめな世界移動を皆さんにお願いしたいのです。

世界移動は皆さんの身を守る最後の手段となりますが、私達はその切り札を切ることがないよう尽力する所存です。
私達は、皆さんの力を、今回の異世界の旅で得た知識と経験を、世界を見守る方法として、世界が滅びる未来を変える探求のために使ってほしいと願っています。

世界移動に関する政策は今すぐには聞き入れてもらえないかもしれません。
ですが、今は無理でもいつか受け入れてもらえるよう、私達は努力していきます。
いまは共に和して、この国を立て直していきましょう。







EV145 対話の再開と森の慰撫について


    ■ 国民代表者の方との対話再開

既にご存知の方もいるかと存じますが、皆さんがこの森に戻ってくるまで、私達は何度か代表者の方とやりとりをしてきました。
最後のやりとり以来、皆さんがこの森に安心して戻ってこれることに力を注いでいたためその交流は断たれてしまっていましたが、
今回この交流を再開し、皆さんの声をよく聞いた、皆さんの目線により近い政治を行っていきたいと思います。
皆さんと私達、共に和してよりよい国づくりを。私達はそれを願っています。


    ■ 森の慰撫のために

私達の調べたところによると、歌には木々を育む力があり、歌い手としての力が強ければ、世界樹すらも育てることができることがわかりました。
そこで私達は、森国と共にあるるしにゃんの森のために、この度FEGより歌い手として
コゼット氏をお招きし、森のために、世界樹のために歌っていただこうと考えています。
コゼット氏はFEGに属しておりますが、自然を愛する方であり、FEGの大地に草花を育てる活動なども行っております。
そして、コゼット氏は国許のFEGでも広く活動を行っているため、その進境によって来訪時期は未定となっております。
時期を確定してお知らせすることができないことは申し訳ないのですが、
コゼット氏の歌によって、森と共に皆さんも心の疲れを癒されてみてはいかがでしょうか。


    ■ 他国への支援について

そして最後に、現在、共和国は各国が様々な事件によって大きな打撃を受けています。
皆さんの中には、それを見てきた方もいることと思います。
その最も至近な例は同胞たる、ゴロネコなどの森国の森が失われてしまっていることでしょう。
そこで私達は、私達だけでなく、他国と共に国と民の生活を立て直していくために、
大統領府からの要請である、治安維持活動を行えるに足る戦力として藩国部隊を他国の支援部隊として派遣することを承認しました。
派遣計画については大統領府側でとりまとめられており、その計画にそった行動が要求されることと思います。
本来の活動を一時中断してまで他国の支援に回ることとなりうるわけですが、
隣人のために、そして私達が共に和すために、皆さんの理解と協力をお願いいたします。







レムーリアでのばけもの討伐について


    ■ 王国部隊出兵

この度、帝国において精鋭部隊によるレムーリアでの化け物討伐が行われる運びとなり、
それに伴い、王国部隊は帝国部隊へ部隊協力を行うこととなりました。
国民の方々との対話もまだ不足しており、国内の事もまだ充分に改善出来ていない現状、
国外の事への対処に手を割くことに関して不安を抱かれる国民の方々もいらっしゃるかと思います。
しかしながら、我々もるしにゃんの民として「るしにゃんは友を忘れない」の言葉を守るべく
化け物対策等での数々の帝国への恩義を果たす為、出兵する事を御理解下さいますよう何卒よろしくお願いいたします。







遠征結果報告とFROG活動許可のお知らせ


    ■ レムーリア討伐戦の結果報告

帝國の恩義に報いるために参加したレムーリア南部に出現した化け物の討伐作戦は、
ベリサリウス元帥の指揮下のもと、完勝に終わりました。

現地ではかつて王国に現れていたものと同じ化け物があらわれていましたが、
王国の魔法使いらと医師達が神聖巫連盟と連携して現地住民を保護し、
また、最前線では暁の円卓の戦士達と弓を携えた緋乃江戌人氏が連携して既存戦力を全て撃破。
その後に化け物の本拠地に攻め入り、また彼らの再出現の要因に封印を施して安全の確保に成功いたしました。

現地では今後、現地住民の保護拠点を復興拠点として、レムーリアの民を助けていくことになるとのことです。


    ■ FROGの活動許可のお知らせ

先日、食糧不足に悩む国民に国境の垣根なく救いの手をさしのべるために
非政府組織(NGO団体)である「Fortune Revival Oathtakers Group」,略称FROGが設立されました。
FROGの設立目的は全ての国のあらゆる食糧難に対する守りであり、その努力は他国だけでなく、皆さんにも払われるものです。

そのため、政府は、FROGの活動と、国内への支部と倉庫の建設を許可しようと思います。
FROGと政府の2つの傘で王国民を守れるだけでなく、
共和国全体が苦しい状況から抜け出そうと努力する中、このようにどこかで協調できることが互いに互いを助けることになると、願っています。







精霊祭のお知らせ


    ■ るしにゃん王国の精霊祭

これまでの災いによって失われた命のため、異国の先祖の霊を祀る風習であるウラボンを参考に、
死した人の霊魂を弔い、慰め、また良き次の生を歩めるよう祈る場として、精霊祭を開催しようと思います。

今回、私たちで用意しているイベントは次のとおりです。

1. 迎え火
 夕方に、神殿の者が河口からさかのぼるように松明を掲げて神殿まで練り歩きます。
 彼らがくるのに道が暗いと困るので、また迷うことのないように明かりを持って迎える意味があります。

2. 捧げ物と祈り
 神殿内部に祭壇を設置して供物を捧げ、次の生の無事を祈ります
 精霊祭の間の彼らの仮の居場所として神殿の一区画を使用いたします。
 敷地に神殿を用い祭壇を設置するのは、彼らが神や精霊に等しい存在になったという考えからくるものです。

3. コンサートホールにてアイドルコンサートの開催
 慰霊のコンサートではありますが、死者を前向きに送り出そうという考えから、
 他のコンサートと同じとまではいかなくても、明るく行いたいと考えています。

4. 川にて花や灯篭を流す「精霊流し」
 死者を送り出す精霊祭のしめくくりとなる行事です。弔いの花や、灯篭を簡単な小舟に乗せて川に流します。
 また、河川や湖に漂着したものがあった場合に備え、後日清掃活動が行われます

なお、これらは、すべてを1日で行うのではなく、何日かに分けて行われます。
全てのイベントにおいて参加は自由となっておりますので、皆様ふるってご参加くださいませ。







昨今の麻薬の流行とその対応について


    ■ 最近流行している麻薬の性質について

この頃、帝國を源流とする麻薬シンジケートが共和国各地で発生している旨が報告されています。
ですが、このシンジケートで作られる麻薬は通常の麻薬と異なり、
非常に恐ろしい呪いがかけられていることが最近の調査で判明いたしました。

この呪いの発動条件などは不明ですが、一度呪いが発動すればその人間は人の形質を失い、
かつて皆さんをおびやかしていた化け物と同質の存在に成り果ててしまうのです。
既にその呪いの力に耐え切れず、化け物となった人々も国内で確認されています。中には実際に目にした人もいることでしょう。

外の国では、この人を化け物へと変質させるものを子供に対して売りさばく市場さえあったといわれているのです。
未来の可能性を持つ子供たちを、そのような危ないものに触れさせてよいのでしょうか?
どうか、この国から呪いの麻薬をみんなの力で追い出しましょう。


    ■ 具体的な対処方法

政府が行う対策は大きく分けて3つです。

1. 大麻畑の焼却処分と現存麻薬の回収
まず、この国に存在する大麻畑を全て焼却いたします。
そして既に存在し、皆さんが持っている麻薬については、焼却時の危険性を考えて政府が回収し、その後しかるべき組織に処分を依頼します。
この際、国民の皆さんが大麻を育成していたこと、麻薬を所持していたことについては政府は罪を追求いたしません。

大麻畑を焼却する際には焼却面積に応じて報奨金を出しますので、
森への延焼予防及び状況把握のため、出来るだけ政府と消防署に焼却の旨を届け出て、立会いの下行うようにしてください。
また届け出の際に、必要であれば報奨金と共に正しく農地として利用するための、大麻に代わる農作物の種などを配布いたします。
これは呪いの麻薬を国から追い出すことに皆さんが協力してくださることへの返礼です。

2. 生活保障支援活動
また併せて、国民の皆さんの生活保障として、衣・食・住が不足している人への支援活動を行います。
政庁にて申請していただければ、食糧と生物資源を無償で配給いたします。
これは主に生活苦から大麻栽培・麻薬販売に走ってしまった方を対象にしたものですが、
不足している方であればどなたでも受け取る権利がございます。

3. 例外的対応
なお、もしこの政策の発表より3ヶ月経過しても呪いの麻薬および大麻畑が国内に存在していた場合、
また、この政策の発表以後、麻薬を国外に持ち出そうとするものがいた場合、
ISSやフィーブル新聞社の協力の下必ず対象者を探し当て、厳罰に処す所存です。

子供たちの未来を守るために、平和な森を取り戻すために、どうか皆で協力して事にあたっていきましょう。







麻薬への強硬的対応の開始


    ■ はじめに

先日発表いたしました麻薬対策の政策より、3ヶ月以上が経過しております。
ですが、この対策は何の効も奏しておらず、依然として国内の麻薬蔓延が去ったとはいえない状況にあります。
3ヶ月という自首には十分な時間に加えて金銭を用意し、免罪まで認めるとしたのにも関わらず誰一人として申し出る者がいないというのであれば、
この破格といってよい条件に応じなかった以上、それ相応の覚悟が出来ているものと、我々は断じます。

よって、これ以上は平和的解決を放棄し、強硬手段を執行いたします。
まず犯罪者の逃亡を阻止すべく国境警備を一時的に強化し、国内全土を対象に捜査を行います。
そのうえでも逃亡を行ったならば各組織に協力を求めて大地の果てまで捜査の手を伸ばし、
自らの罪から逃げた罪をも重ねて刑罰を与えることとなるでしょう。


    ■ 罰則について

本件に関する罰則は従来のものではなく、主に国が定める労役を課すことで更正を求め、
罪の軽重は労役の期間の長短によって定めるものとします。大まかな目安は以下のとおりです。

1.注意、警告のみ
・麻薬と知らずに麻薬を所持していた。
・麻薬と知らずに原料を栽培していた。
ただし、これらは第三者の証言および現場の証拠によって証明された場合のみで、自白は認めない。
既に労役を課されてから証明された場合、即座に刑罰から開放するものとする。

2.短期間の労役(1ヶ月〜2年)
・麻薬を所持していた
・麻薬は持っていなかったが最近の麻薬使用の形跡があった。

3.中期間の労役(2年〜5年)
・麻薬の販売に協力していた。
・麻薬の原料を栽培していた。
・麻薬の原料を麻薬に加工していた。
・麻薬の販売を行った。

4.長期間の労役(5年以上)
・麻薬の生産や流通を指示していた
・医師と偽り、あるいは医師の権限を用いて麻薬を不法に販売して利益を得ていた

5.労役罰外。従来の刑罰に沿った重い処分を与える。
・国外より呪いの麻薬を国内に招き入れた

6.その他、刑期の延長・短縮に関する取り決め
・逃亡、あるいは逮捕・摘発の際に抵抗した場合、目安どおりに裁定を行うが、刑期を1.2倍に延長する。
 逃亡と抵抗の両方を行った場合はそれぞれを計上して刑期は1.4倍になる。
・司法取引として、未逮捕・未摘発の麻薬関係者を証言し、それが真実であった場合は刑期を0.8倍に短縮する。
・麻薬販売によって利益を得ていたものは上記罰則に加え、調査によって判明した利益と同額の罰金を課す。


    ■ 医療に関わる麻薬への対策と労役について

なお、麻薬を医薬品として用いていた、あるいは所持していた場合、用法用量が医療の範囲として的確であるかどうかの調査も含めて行います。
用法用量が医療の範囲を逸脱していた場合は、その度合いと処方回数、処方した人物の意図に応じた注意から長期間までの労役を与えるものとします。

そして労役の内容は以下のものから裁定側で振り分けることになります。
・荒地および農地候補となっている平地の開拓・開墾
・焼却した麻薬畑の森林、あるいは農地としての再生事業
・治水工事
・街道の整備工事

これらへの振り分けは犯罪者の能力に応じて行われることになり、それぞれの労働監督官には武装した魔法使いを配置したいと思います。

以上、よろしくお願いいたします。







T14の終わりに


    ■ 最近の事件報告

先日、帝國の涼州藩国沖にて敵対勢力の保有する大規模な核兵器が使用されました。
その衝撃からくる津波と、副次的に発生した電磁パルスによって、物理的および電子的に各国で被害が出ています。
幸い、るしにゃん王国は電子機器を使用していることも少なく、また海岸より遠い立地であることから国内への影響は余りないものと思われますが、
友邦国である涼州藩国とFEGは上記被害の上に核で直接狙われるなどあり、FEGは順調に被害の復旧がされております。
ですが、涼州藩国は魔法的な勢力の攻撃を受けたこともあり、それらへの対応を支援するため、藩国部隊を動員して支援活動を行うことにいたしました。また、支援活動については涼州への遠征を検討していた国民の方にも協力を依頼しております。

次に、さらに時期は遡りますが、呪いの麻薬の一件が収束に向かう一方で、
星鋼京に潜伏していた犯罪者によって新しいサイキノンと呼ばれる種類の麻薬が流行しておりました。
星鋼京発の菓子や香水に混入する形で全国に蔓延したこの麻薬は依存性が強く、継続した摂取で精神に変容をきたすものでしたが、
医薬品工場を保有する各国の協力によってるしにゃん王国ぶんの治療薬は作られて配布されており、事態は収束に向かっております。

もうすぐ長かったT14も終わり、T15に移り変わる頃になります。
T15では雌伏の時を過ごしていた犯罪者の復活や、異世界の平定のための遠征など、
T14に比べて騒がしいターンとなることが想定されます。

国民の皆さんにおかれましては、事件や災害、戦乱の発生に際して迅速に避難や防衛などができるように事前準備をなされますよう、お願いいたします。 続いて、今後の日常生活に関わる重要なお知らせを2件発表いたします。


    ■ 警察組織についてのお知らせ

るしにゃん王国には治安維持および犯罪の取り締まりを目的として警察署と交番が建設・設置されております。
しかし、これらの施設を運営する人員・組織についての準備が不十分であり、有志の方々の判断によって運営がなされておりました。

そして、最近になってようやく上記の施設をより効果的に活用・運営できる警察組織を設立する準備が整い、またその時に呪いの麻薬が蔓延していたことから、この騒動への対抗策として実験的に組織を立ち上げ、投入いたしました。
その成果につきましては皆さんのよく知るところであるかと思います。

この件について、事件当時立ち上げの報告がなされなかった不義理につきましては申し訳なく思っております。
特にこれまで治安維持に携わっていた方にも情報伝達が不十分であったと思われます。深くお詫び申し上げます。
ですが、これは新組織の実験的投入直後を集中攻撃されて出鼻をくじかれるのを避けるためでありました。
どうか、この事情への理解をお願いいたします。

そして、今このように警察組織についてのお知らせをしておりますのは、
麻薬問題が一通り収束し、警察組織の準備期間も十分にとれたとの判断からであり、
また最も大きな理由は、新組織立ち上げ以前の長い間、国内の治安維持に貢献してくださった有志の方への謝意を表明するためです。

つきましては、今回私達はその感謝の意を表すものとして、次の2つを用意しました。
1,恩賞として、食料および生物資源の賞与
2,新組織(警察組織)への就業権

これらの謝意は、警察署や交番に勤めて治安維持に貢献してくださった方ならどなたでも両方を受け取ることができます。
また就業権を行使される場合には、警察組織に慣れるための一定期間の研修の後は以前の活動履歴に応じた経験者として優遇いたします。
どうぞ、お受け取りいただければと思います。


    ■ 外国人の国内資源の採取について

世界樹による粛清・浄化の折に共和国の自然が破壊されて以降、森林の数は不足しており、
それに反してるしにゃん王国の森林資源は希少なものという認識が高まっています。
そしてその認識に乗って、国内の森林資源を勝手に収穫し国外で販売する国外の業者がいます。
我々はこれ以上この件について看過することをよしとせず、るしにゃん王国民でない、国内滞在者を対象に次の対策をとることにいたしました。

 1,国内に自生する天然資源を採取して国外に持ち出すことを禁止する。
 2,天然資源の採取が発見された場合、少量かつ初回であれば注意の上採取物は没収、
   大量であった場合、少量であっても2回目以降の発見であった場合は罰則を与える。
 3,るしにゃん王国民との購入・取引によって獲得した物は別である。土産物として適切な量であれば不問であるが、
   商取引に用いれる範囲の量を取り扱う場合には政府からの許可が必要とする。
 4,以上の対策法は、ISS所属者は除外され、出稼ぎ,留学などの目的で長期滞在している者は
   国内での日常生活に要する量の採取のみ許可されるものとする。
 5,本対策法を違反したことにおける罰則は、滞在者の本国の許可を得た上で罰金の形をとり、
   罰金を支払えない場合はその額に応じて短期間の労役を与えるものとする。


以上の対策法は今回の政策発表をもって現在の滞在者への告知とし、国境の関所や環状線の駅など、国外との出入り口に張り紙を出して注意を促します。 これらは今後のるしにゃん王国のあり方と共に修正が変化する側面を持ち合わせていますが、
同時に、いまのるしにゃん王国民の生活を守り、森を守るためのものです。どうぞ、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

またこれに併せ、国内の資源を国外の品々と取引する商人について、取引許可証を政府より発行いたします。
これは上記対策法中の、国外持ち出しに必要な政府の許可でもあります。取引許可証以外の許可は摂政・藩王による特別許可のみとなります。
許可証の発行につきましては、犯罪などの悪用を避けるため、フィーブル新聞社の協力を得て申請する商店の背景調査などの信用審査を行います。
以上をご理解いただいたうえで、各商会・商店の申請を心からお待ちしております。

以上、よろしくお願いいたします。