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人のアイドレス その5
「森国人+猫士+医師+名医」




森国人+猫士+医師+名医

森国人

要点

:長い耳・長い髪(男女とも)・やせぎす・皮の服装


周辺環境

:森の中の塔・大水車・一見して森に見える村・河の鉄・高度な瞑想通信


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:吏族・猫士・星見司・理力使い・忍者・整備士・医師・観光地・国歌・寮・食糧生産地

 

 

 

猫士

要点

:猫耳・尻尾


周辺環境

:なし


特殊

:コパイロット行為・オペレーター行為・夜間戦闘行為・白兵戦行為


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:共和国大統領選挙、猫、猫先生、泥棒猫

 

 

 

医師

要点

:白衣・メス


周辺環境

:病院


特殊

:治療行為・治療修正+3


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:岩田裕(ACE)・サーラ・サーシャ(ACE)・名医

 

 

 

名医

要点

:ゴーグル・マスク・手術服


周辺環境

:手術台


特殊

:治療修正+3・奇跡の幸運(幸運+1)


備考

:治療行為


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:ドクトルデス(ACE)・マッドサイエンティスト・クローン技術者

評価

** 体 格 筋 力 耐久力 外 見 敏 捷 器 用 感 覚 知 識 幸 運
森国人 -1 0 -1 +1 +1 0 +1 +1 0
猫士 -1 0 0 +1 +1 -1 +1 -1 0
医師 0 -1 -1 0 0 +2 0 +1 -1
名医 0 -1 0 0 0 +3 0 +1 -1
合計 -2 -2 -2 +2 +2 +4 +2 +2 -2

名医
神殿は、医療関係に対し新たな政策の実行を国会にて可決した。
そもそもこの計画が上がったことには、いくつかの理由がある。
ひとつは、食糧増産計画であった。
新しい農法の導入によって発生した作業は未習熟であり、作業量の増加は、疲労を生み、集中力の低下を招いた。
未習熟者の不注意による負傷や疲労による体調不良者が国立病院に多く流入する事態となった。
増産した食糧は戦争に消費され、情勢が不安定な状態が続く以上、今後もこのような体調不良者等が増えることは明白であった。
もうひとつは、戦争による負傷者に対する治療であった。
戦争においての敵は文字通り敵意のある攻撃を加えてくる。
それは、小さな傷でも重大な影響を及ぼす可能性があり、戦傷者に対しては現状以上の高度な治療が必要であった。

この2点の解決策として国会に提出された計画が“名医”計画であった。
まず、医師の絶対量の増加である。
これに対して、医師をフォローする看護士が、比較的軽い負傷や体調不良者の診察を行う事を許可することとした。
具体的には、街中に出張診療所を出し看護士10名で診察を常時行う体制を整えることであった。
併せて、医師1名が常駐することも義務付けられた。
また、対処できないと判断すると国立の病院へ連れて行き優先して治療を行った。
これによって理論的には、医師1名が同時に10人を診察している事と同等であり、医師不足を解消した。

これによって、更なる最先端治療の研究グループ編成が行えるようになった。
このグループをプロジェクト“名医”と呼んだ。

二つの国立病院より選抜された若手医師によって編成されたチームは、お互いの技術を習熟していった。
先の戦争によって得られた実戦における怪我のデータも得た事で、戦闘による特殊な負傷の治療方法も研究された。
また、プロジェクトメンバーの選出にあたっては、高度な学問を習得したいわばエリートコース出身者である若手医師以外にも、
看護士からの特別選出も行われることになった。
看護士の中には、経験によって得た実践能力に長けた者が出ることが多かった。
元来にゃんにゃん気質のるしにゃん人は才能があっても就学しない者も少なくなかったが、
そういった医師の才能のある者は往々にして看護士になって活躍をしていた。
「今までは看護士のままで終わっていたそれらの人材を、医師に登用してみてはどうだろうか」
というS43の提案で実験的に導入が行われた。
その結果は、それらが大きな損失であった事を示していた。
就学経験のない彼らでも、登用された者は看護や医療に興味を持っていた。
元来好奇心旺盛な彼らは興味を持ったことには大変に集中する。
登用された彼らは本来の才能を如何なく発揮、エリート組の若手医師に劣らない結果を示し、
プロジェクトに大きく貢献した。
このように特別選出された者と若手医師は、普通の組織ならば反目しあう所だろう。
しかし、これまた、にゃんにゃん気質で共に和することで良いチームワークを発揮し、
藩国最高の医療チームが結成される結果となった。
印象的なのは、国立病院の標準設備となった竹製ベッドが、特別選出組の持込であったという逸話である。
国民の生活に密着した彼等ならではの知識が、高度先進医療と結びついた好事例であろう。

「集中執刀」感覚+
うつろいやすく散漫がちな猫士の意識を集中させることで通常よりも感覚を鋭敏にする技。
執刀と名がつくのは猫士が医師としての義務もちゃんと果たすためのものとして開発されたからであり、
「集中執刀」に入るときのるしにゃん王国の医師はさながら狩りの獲物を狙う猫のようだと、麻酔の効きが弱かった患者は語る。