豊作の小麦を収穫するアルフォンス様萬歳参号を操縦する国民とその幼な妻(子供一人あり) [作画:南無]
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農業機械
○アルフォンス様萬歳参号 (あるふぉんすさま ばんざいさんごう)
主に、穀類を刈り取り、実と藁を分別しつつ藁部分を細断する農業機械である。
体格に劣る森国人の負担を軽減する為、Tntの設計により、小型でありながらも高性能の農耕機械を開発することができた。
設計者の趣味で足回りの性能が特に良く、森の中を自在に移動することができ、農業に従事する国民が家と農地を往復する際や、他の農地へ移動する際にも役立っている。
○にゃはは♪一号(にゃははーごう)
主に、根菜を引き抜き、選別する農業機械である。
「にゃはは♪にゃはは♪」アルフォンス様の御声(残念ながら録音されたものだが)を発しながら、アームを使って丁寧に1本1本引き抜いていく。
収穫時期には国中いたるところから「にゃはは♪にゃはは♪」という素敵な声が聞こえてくるという。
その声にはアルフォンス様、るしふぁ王をはじめとするるしにゃん王国民にとどまらず、作物を口にする全ての人、全ての生き物への愛情が込められている。
この機械が開発されてから後、収穫高がよくなったとの声が寄せられている。これもアルフォンス様の御声がもたらした福なのではないだろうか。
一度だけ収穫した作物の出来が良くない時があったが、その時収穫をしていた国民は「にゃはは・・・」と、哀しげな声をだしておられたのを聞いたという。
○ここにゃんシリーズ
耕運機。
猫が指し示した場所を掘るとマタタビの山がでてきて、それで財をなした森国人が初代国王と初代王猫となったという、るしにゃん王国のおとぎ話「ここほれにゃんにゃん」を略して名づけられた。
☆ここにゃん零号機
初期に開発されたもので小麦畑などの平地にしか使えないが、広く普及している。
☆ここにゃん初号機
水田に適した仕様に改造したここにゃん。土に空気をしっかりと含ませることができるよう、零号機よりも複雑な耕し方ができるように改良されている。
☆ここにゃん弐号機
等間隔で盛り土ができる仕様になっており、野菜等の畑に最適である。
☆ここにゃん参号機
弐号機を足回りをメインに改造、かつ小型化し、段々畑ものぼれる仕様になっている。
☆ノコにゃん
ここにゃんをタケノコ堀り用に改造したもので、タケノコセンサーが搭載されている。
質の良い竹から生まれるタケノコは、若いうちに採ればやわらかくて美味しいと評判である。ある程度育ってから採ったものを加工して出汁でもどしたものもまた深い味わいがあり、様々な料理に使われている。
今までタケノコ堀りは熟練者の勘に頼ってきたが、ノコにゃんの開発により、より多くのタケノコが採取できるようになった。
現在の収穫量を維持することで適度な間引きをする事が出来、竹の質を維持することにも貢献している。
[文章:ゆうみ]
要点
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農業機械
文章:
農業機械
周辺環境
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食糧生産地・作業者
文章:
食糧生産地・作業者
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