森の中の保育園へようこそ
るしにゃん王国の保育園は、親の子育てを支援しつつ、幼児期に共同生活を体験することで基礎的な社会性と王国で生きていくにあたっての基礎的な経験を得る施設です。
「保育園」とは?
そもそも保育園とは、本来は仕事などで事情がある親に代わって幼児の世話をする保育施設(nursery school)の総称です。 またこれに類似したものとして小学校就学までの幼児を教育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長する教育施設である幼稚園(kindergarten)というものもあります。 国によってはこれらを別途の扱いとして二つずつ施設を建てるところもありますが、るしにゃん王国では、この二つを一つに合併した保育幼稚園(nursery kindergarten)のシステムを導入しました。 幼児を預かる時間についてはフレックススタイルの選択制を導入し、コアタイムに幼児教育の時間を平等に用意することで平等化を計っています。
保育園の基本方針
るしにゃん王国の、国策としての保育園の方針は次の3つです。
・健やかなる成長を助け
・生命への慈しみを伝え
・寛容と慎重の心を示す
これらの方針は、藩国の根源であるイグドラシルより採用されています。
すなわち、弓兵・忍者のような壮健さ、医師が持つ生命への慈愛、魔法使いの心です。
掲げる方針が3つであることには、イグドラシルが3本の柱で構成されていることというよりも、多くの物語において子供に授けられる祝福が3つであることに由来しています。
未来のるしにゃん王国を担う子供達の将来への期待と、幸福を願う思いが込められているのです。
スタッフについて
保育園で皆さんのお子様を預かるのは、保育士と呼ばれる方たちです。
保育士は外にでて何かを作るのではなく、幼児保育のエキスパートとして、預かった子供達の世話に従事します。
乳幼児を預かる身として、保育士達は児童保育と保護者への保育に関する指導を行うかたわら、幼児教育、園内の安全、健康、保護管理などを行います。
国外では前者を保育士資格、後者を幼稚園教諭免許と呼び王国でもそれに倣って2方向からスタッフの技量を評価しています。
保育園のスタッフは両方を高い水準で保有していることが望ましいですが、スタッフ育成の観点から、片方の技量が十分であれば保育園で働くことができます。
保育猫
るしにゃん王国の保育園には、だいたい猫が1匹以上はいます。
その猫は保育園全体で面倒を見ており、また保育園の一員として保育猫という役職が振られています。猫だけに限らず、動物と幼少より触れ合うことは、児童の情操教育に良い影響を与え、生命倫理や道徳といったものを学びとることができるといいます。
中でも特にるしにゃん王国はネコリス,トラリスも住まい、猫神族とその眷属が現れる森です。
ゆえに、ウサギでもニワトリでもなく猫を飼うことは、森国の生活様式を学ぶうえで最も適しているとの判断です。
役職名を与えられてはいるものの、猫に仕事が与えられているわけではありません。彼らの日常は、三食ご飯をたべて、毛づくろいをして、保育園の中を散歩し、園内の虫や鼠をとって、たまには遠出もしちゃったりしながら、縁側で日向ぼっこをしつつ昼寝をする毎日です。
保育園の所在地
保育園は各自治体ごとに設置されており、
上記地図は政務につくスタッフを中心に利用される国営の保育園です。
新規に施設を建てることが難しい場合は、村の集会所・公民館の一部に設備を追加すれば、そこを間借りする形で運営することも許可されています。