復興第四段階 四週目

復興第四段階の推移(クリックで拡大)

10608002 復興の終わり

○概略
ターン11に入り、生態系回復植物による再生も完了した森は原生の姿を取り戻した。
魔法使い及び星見司への差別問題とそれによる西国人の文化流入についても、
EV107“OVER90”による魔法火力部隊と人騎兵団の見せた本物の魔法の輝きによって変化が起こり、魔法への畏怖という形で取り除かれた。
暴力を素直に受けていた彼らがどれだけ強い力を持っているかを思い知ったゆえの、復讐の恐怖から来る人心の変化であると考えられる。
かつての魔法使いとの仲の良い関係を構築するにはいましばらくの時間はかかるものの、瞑想通信などの森国人らしさを取り戻すことはできたといえよう。

こうしてるしにゃん王国が落ち着きを見せ始めた頃、今度はISSから始まる共和国の崩壊が始まった。
国境に接する国でありわんわんからの出稼ぎも多く訪れるるしにゃん王国は、
天然の危険を伴うものの地雷や人的災害、シャットアウトを逃れてわんわん帝国へと亡命することができる裏ルートとして訪れる者が現れた。

王国は復興の礼を返すために彼らを全面的に支持することを秘密裏に決定し、亡命目的で訪れた国民へは無償での食料提供が行われた。
国境までの護衛と案内として王国民の弓兵が雇われることもあり、るしにゃん王国全土を上げて彼らを支援していると言っていいだろう。


○施設説明
食料生産地
  宇宙船より移植を行っていた食糧生産地は定着を終え、完全な姿を取り戻した。
 これを機にある書籍が発行されるらしいとの噂がある。

隠れ里
  隠れ里はるしにゃんの初期選択イグドラシルの一つである忍者の本拠地である。
 技術を磨くための修練場と任務の受注及び報告を行う集兵所の両面を併せ持っており、
 また同時に最も西にある施設として、帝国の動向をうかがうことも重要な任務であった。
 魔法文化が発達し、帝国と共同戦線を張ることも多くなってきたいまは、忍者の技術は時代遅れになりつつあったものの、
 弓兵の誕生によって忍者、隠れ里は再びその勢いを活発化させている。
 このたびの共和国崩壊でも隠れ里は独自に護衛などの任務を受注しており、その能力を遺憾なく発揮しているといえよう。
  なお、地図上に表記されている隠れ里は忍者達の受付窓口のようなものであり、
  彼らの殆どは西部や東部の各地に慎重に隠蔽された真の隠れ里で日々を過ごしている。
 
竹林と炭焼き小屋
  山岳地帯にも森が蘇ると共に、地底湖の近辺にある竹林もその姿を取り戻した。
地底湖から湧き出る豊かな地下水源と日当たりの良い傾斜地という条件に恵まれたこの一帯は、良質の竹が生育する条件が十分に揃っているといえ、
春の筍は食用として珍重され、育った竹は職人の手で様々な竹製品に加工される。
  また、殺菌効果に着目した医療用ベッドは病院で使用され、近年の医療水準の向上に一役買っている他、
 竹の剛性と柔軟性を利用した弓矢は弓兵達の標準装備である。

猫見公園
  猫見公園は雄大な森を後ろに、穏やかな湖を前に持つるしにゃんでも名所といえる憩いの場である。
 復興に伴いその場所を変えたもののその本質は変わることなく、観光客がるしにゃんの自然を眺めつつ一息つく場所として、
 またいつもと違った気分でリフレッシュするためのスポットとして活用されている。

嘆きのほこら
  嘆きのほこらは、誰が何のために建てたか分からない施設である。
 川の中州にあり、橋も渡されていないため訪れるにも苦労する施設であり、
 その内部にはご神体も何もないが、祈るための設備は整えられている。

慰霊之碑
  S43を捜索する冒険イベントで、怪物に襲われて非業の死を遂げたものがいた。
 その何人かはわんわん帝国に属するものであり、彼らがせめて帝国の地で眠ることができるよう、
 るしにゃん王国の一部がわんわん帝国へと寄贈された。
 そこに建立されたのが慰霊之碑である。

地底湖と水のほこら
  インフラや生態系の復興事業が終盤に差し掛かる頃、ついに地底湖の調査団が結成され、
 大災害によってその入り口が閉ざされてしまっていた地底湖の再調査が行われた。
 内部は崩落などによりその地形が変わっていたものの、水のほこらは無事その姿をとどめており、
 地底湖に生息する巨大魚の姿もわずかに確認することができた。
 もう1ターンもすれば、地底湖の生態系も回復し、今までのような狩りを行うこともできるようになるだろう。

蘇る森と森林地帯復興事業
  生態系回復植物により蘇る森は、当初の計算どおり一月でその姿を完全なものとした。
 しかし、その再生速度から手を出すこともままならなかったため、広がる森の殆どは原生林と化しており、
 森国人の森として、人の手による手入れと整備が必要であった。
  そのために展開されたのが森林地帯復興事業である。
 各国より寄せられたアンタイドローンから100億を用いられた国家事業は
 森林整備と森に住む動物を野性性を保持しながら森での生活を支援する形で行われた。
  この事業は森国人によく向いたもので、わんわん帝国からの出稼ぎ者が参加できる余地は余りなく、失業対策として非常に有効であった。
 しかし数ターン、早くて13ターンには国家事業が完了して完全復興する見込みとなっており、
 新たな対策を立てなければさらなる失業者問題に頭を抱えることが既に判明している。
 森国独特の技術を発達させることで独自性を獲得し、また国内で循環系を形成することが目的となっているものの、その研究はいまだ途上である。


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